阪神タイガースの日本一後のファンの行動について思うこと

阪神タイガース、38年ぶりの日本一おめでとうございます。
シーズンからチームとしてのまとまりがあり、ポストシーズンでもそのままの強さでオリックスとの死闘を7試合も見せてくれました。

阪神ファンの38年ぶりの歓喜、よくわかります。

ただ、残念ながら道頓堀に飛び込んだ人が37人もいるそうです。
スクール水着姿で飛び込む女性の姿もしっかりと写真に撮られています。

「道頓堀ダイブ」は37人 阪神38年ぶりの日本一で喜び爆発 水着姿の女性もプチ・ダイブ - 社会 : 日刊スポーツ
プロ野球阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝いたことを受けて、大阪・ミナミの繁華街で道頓堀川に飛び込んだ人数が37人だったことが6日、大阪府警への取材でわか… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

こういった記事を目にすると、非常に残念に思います。

「大阪府警は5日午後6時半から6日午前2時15分までの間、繁華街周辺を約1300人態勢で警戒。」
とあります。

警察官の中にも阪神ファンがたくさんいたことでしょう。
そして、本来なら家族や友人たちと一緒に試合を観戦して、喜びを分かち合いたかったでしょう。

道頓堀に飛び込む人が0だったとしても、1,300人の動員は変わらなかったと思いますが、暴動を起こしかねない一部の阪神ファンを危惧した大阪府警がこのような決断をしたことは明白です。

同じく、サッカー日本代表の試合後も渋谷のスクランブル交差点での暴動を危惧して多くの警察官が動員されます。彼らもまた、本当は一緒に観戦・応援したかった家族や友人がいるはずです。
子供から「どうしてパパはいつも一緒に試合を見れないの?」と言われながら出勤しているお父さん警察官もいるかもしれません。

どのスポーツ・どのチームのファンだとしても、歓喜のあまり他人に迷惑をかけることなく、自宅や居酒屋で静かに勝利を喜んだり敗戦を悔んだりすることで、多くの警察官が出動することのない日が来ることを願うばかりです。

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